高橋節郎記念館
若一王子神社 観音堂改修工事
所在地 大町市大町2097
2007/11/29 観音堂の改修終える 大町・若一王子神社

かやぶき屋根のふき替えなどの改修工事を終えた若一王子神社の観音堂

 大町市俵町の若一王子(にゃくいちおうじ)神社の本殿創建450年記念事業として行っていた市文化財の観音堂の改修工事が終わった。ふき替えをした真新しいかやぶき屋根の建物が境内で映えている。事業は氏子総代らでつくる実行委員会が実施。来年は県宝の三重塔の屋根を改修する。
 1706(宝永3)年建立の観音堂と1711年建立の三重塔は、仏教施設だが、明治時代の廃仏棄釈を逃れ、残った。観音堂は、本尊の県宝「銅造十一面観音坐像御正体(みしょうたい)残闕(ざんけつ)」が納められ、江戸時代に大町地方に設定された仁科三十三番札所の一番にもなっている。
 神社によると、今回は建立以来の大規模改修で、土台の修理もした。銅板ぶきにしたらどうかとの意見も出たが、伝統を守っていこうと、かやぶきのままのふき替えをしたという。
 観音堂の改修費用は約2380万円。記念事業は、観音堂、三重塔の改修に、社叢(しゃそう)整備事業を合わせ、1億円を予定している。

(新聞記事抜粋:信濃毎日新聞)
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